眼科のスーパードクター(日本の超名医)

眼科のスーパードクター

失明の原因ともなる緑内障、加齢黄斑変性、年齢を重ねれば多くの人がかかる白内障は40~50代以降に多く、一度視力や見え方に異常をきたしてしまうと、劇的に回復させることが難しくなります。
早期に発見して、様々な治療を行うことによって、残っている視力や視野を維持し続けることがとても大切です。

このページでは、眼科疾患のスーパードクターを掲載していますので、参照ください。
なお、当ページのご利用方法については、こちらをご覧ください。

加齢黄斑変性

東京都
森隆三郎 医師
日本大学病院
視力低下や失明の原因になる加齢黄斑変性のスペシャリストで、「中高年の人で物がゆがんで見えたらすぐに眼科を受診してほしい」と熱く語っています。
1995年日本大学医学部卒。
ベルギー王国GENT大学眼科留学等を経て現職。
網膜脈絡疾患の第一人者で、加齢黄斑変性(AMD)、網膜静脈閉塞症(RVO)、中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)、糖尿病性網膜症(DR)や希少な眼底疾患の治療に関しても豊富な経験があります

中でも森医師は、加齢黄斑変性治療のエキスパートとして知られています
加齢黄斑変性は、加齢に伴って網膜の黄斑部が変性し、脈絡膜新生血管を生じて視力低下や変視症を引き起こす病気で、欧米では成人の失明原因の第1位、日本でも高齢化と生活様式の欧米化により近年著しく増加しており、第4位になっています。
治療は硝子体内注射や光線力学的療法(PDT:「ビズダイン(ベルテポルフィン)」という薬剤を点滴した後に弱いレーザーを病変部に照射し、脈絡膜新生血管を閉塞させる療法)を行います。

森医師が診療医長を務める同院のアイセンターは、加齢黄斑変性の患者数において日本有数の実績を誇っています

糖尿病網膜症

東京都
長岡泰司 医師
日本大学医学部附属板橋病院
糖尿病網膜症に対して最新の器械を用いて診断し、レーザー光凝固、網膜硝子体手術の適応を検討し、治療を行っています。
1994年旭川医科大学卒。
テキサスA&M大学Research Scientist、旭川医科大学眼科准教授等を経て現職。
網膜硝子体手術、増殖糖尿病網膜症などの難症例に対する手術・レーザー治療、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症の薬物治療を専門としています
中でも糖尿病網膜症のエキスパートとして知られており、2019年1月に放送された、BS朝日「命を救う!スゴ腕ドクター14」でも紹介されました
予備群(糖尿病の可能性を否定できない者)を含めると2,000万人と推計される糖尿病は、進行すると様々な合併症を引き起こしますが、中でも恐ろしいのが、「糖尿病網膜症」です。

目の網膜の血管がボロボロになり、失明を招くこともありますが、長岡医師は、糖尿病網膜症に対する硝子体手術と呼ばれるレーザーを使った治療で、多くの患者を失明の危機から救っています
また、長岡医師は2022年に「糖尿病網膜症・黄斑浮腫の低侵襲早期診断法の確立と食品成分による新規予防法確立への可能性」についての研究発表を行いましたが、これまで有効な予防法がなかった糖尿病網膜症早期の低侵襲予防法と成り得る可能性があり、新規治療薬の開発に期待が高まっています。

緑内障

東京都
濱中輝彦 医師
日本赤十字社医療センター
「患者から光を奪うわけにはいかない」と言う熱い想いを持って、診療にあたっています。
1976年群馬大学医学部卒。
緑内障の治療において、従来の線維注帯切除術に代わる方法として普及した緑内障の「インプラント手術」(緑内障チューブ手術)の第一人者です
緑内障は日本の失明原因の第1位で、一度発症すると治ることは無く、手術で進行なお速度を緩めるのが唯一の手段です。
数回の手術を行っても緑内障の進行が収まらない末期患者に最後の手段として行うのが、濱中医師が日本で初めて行った緑内障の「インプラント手術」です
濱中医師は、1989年にフロリダ大学で、アメリカでインプラント手術を普及させたシャーウッド博士に手術手技を教わり、1993年に日本国内で初めてこの手術を実施。その後も手術を継続しながら、海外の技術を積極的に取り入れ、手術手技の向上に努めて来ました。

同センターのインプラント手術件数は、国内最多の実績を誇っています。
このインプラント手術は、眼圧を下げるための房水の流水路を作成する際、専用の装置を目に埋め込んでバイパスを作る方法です。

従来の線維注帯切除術よりも成績が良く、合併症が少ないことがアメリカで明らかにされ、患者さんのQOL(生活の質)の向上も期待できます。
濱中先生は、これまで2,000件以上の手術を行って来た緑内障手術のパイオニア的存在です

白内障

東京都
ビッセン宮島弘子 医師
東京歯科大学水道橋病院
白内障手術および屈折矯正手術において国内有数の実績を持つ世界的権威。患者さんの立場に寄り添った優しい診療で毎年ベストドクターに選出されています。
1981年慶應義塾大学医学部卒。
ボン大学(ドイツ)眼科助手、国立埼玉病院眼科医長等を経て現職。
ドイツで白内障の新しい手術を学び、ドイツと日本両国における医学博士号を取得しています。
白内障、屈折矯正手術における日本のパイオニアとして国内外から高い評価を得て、数々の賞を受賞しており、ライブサージェリーや多くの招待講演も行っています(日本白内障屈折矯正手術学会理事長、日本白内障学会評議員等の要職を歴任)。
ビッセン宮島医師が日本にいち早く導入した「フェムトセカンドレーザー白内障手術」は、患者の目を3次元で解析してレーザーを照射。濁った水晶体を砕いて取り除くもので、これまでの手術では不可能だった1000分の1ミリ単位の精度での手術が可能となり、手術時間が大幅に短縮したことで患者の負担や感染症のリスクが減り、安全性が向上しました
国内有数の手術実績に加え、わかりやすい説明と親しみやすい人柄に、国内ならびに海外から多くの患者が来院しています。
同院における眼科は2000年に開設され、当初から最先端のレーザーシステムを導入し、世界的にトップクラスの技術を提供しています

角膜移植

東京都
島﨑潤 医師
赤坂島崎眼科
2,000件以上の角膜移植実績を持ち、角膜疾患の診断と治療、角膜再生医療、難治性眼表面疾患に対する治療のスペシャリストとして知られています。
1982年慶應義塾大学医学部卒。
米国ハーバード大学留学、東京歯科大学市川総合病院眼科等を経て、2023年4月に島崎眼科院長に就任。
瘢痕性角結膜症、円錐角膜、ドライアイ、など角結膜疾患の診断・治療を専門としていますが、特に角膜移植などの眼表面疾患の外科的再建に力を入れています
角膜は目の外側を覆う膜で、この病気には加齢や外傷、白内障手術、緑内障治療などによって、内皮細胞が減少する水疱性角膜症や、何らかの原因で角膜が濁ってしまう角膜変性症などがあり、次第に視力が弱くなり、時には失明の可能性もあるため、角膜移植が必要となります。

角膜移植においては、角膜全体ばかりでなく、本人の角膜の内側(内皮)を残して移植を行います。
これは厚さ1mmもないほどの薄い膜で、大変技術を要しますが、その分拒否反応も出づらくなります。
島﨑医師は2,000件以上の角膜移植実績を持ち、角膜疾患の診断と治療、角膜再生医療、難治性眼表面疾患に対する治療のスペシャリストとして知られています

名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」

以前より懇意にさせていただいている「がんのスーパードクター」と言われる先生に、「先生のような名医に診てもらうにはどうしたら良いのでしょうか?」と言う質問をさせていただきました。

がん専門医からのアドバイスではありますが、他の病気でも通じるところはあると思いますので、宜しければご覧ください。

名医に教えて頂いた「名医に診てもらう方法」

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